待合室読本 歯医者さんと患者さんの思いをつなぐ本

これでお互いの良い関係がつくれます

待合室読本 歯医者さんと患者さんの思いをつなぐ本

歯科医師が言いたくても言えない“患者さんへの要望”を患者さんに伝えると共に,患者さんからの質問に答える14事例も収載

著者 村田 憙信
菅原 徹
ジャンル 患者さん
シリーズ 待合室読本
出版年月日 2004/06/18
ISBN 4930881714
判型・ページ数 A4変・160ページ
定価 4,950円(税込)
在庫 在庫あり

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“人生80年時代”の患者さんに読んでいただくための本です.80年という長い一生を楽しく健やかに生きるには,当然のことながら“口腔の健康づくり”が大切になってきています.それは患者と歯科医師とが共同することにより実現できるものですが,両者の思いはなかなかつながらないのが実状です.  本書では,歯科医師が言いたくても言えない“患者さんへの要望”(8章40項目)を患者さんに伝えると共に(つまり,院長先生の代弁者です),患者さんからの質問に答える14事例(これは月刊『日本歯科評論』に載った“市民からのお尋ね”に対する回答です)も収載して待合室読本としました.多様な読み方・使い方が可能で,待合室に必携の1冊です.

歯科の治療の流れ(いろいろとやることがありますね)

第I部 歯医者さんと患者さんの良い関係をつくるために
   (監修・村田憙信/著・菅原 徹)

第1章 ようこそ歯科医院へ
 1.皆さんの決心を大切にします
 2.歯科医院は今,イメージチェンジ中です
 3.身近な存在,長いお付き合いが願いです

第2章 医・患共同でお口の健康が守れます
 1.歯の病気は自然治癒(ちゆ)がしにくいもの
 2.歯の病気は感染症? 生活習慣病?
 3.健康は自己管理が基本です
 4.歯医者さんがお手伝いします
 5.治療には時間とお金がかかります

第3章 新時代の歯医者さんの仕事
 1.病気の原因に応じて治療します
 2.お口の健康を守り,予防もします
 3.体との関係を考えます
 4.きれいな口許(もと)をつくります
 5.お宅へ伺うこともあります
 6.治療後のメインテナンスをします

第4章 患者さん自身ができること
 1.生活の習慣を見直してみましょう
 2.効果的に歯みがきをしましょう
 3.お口の健康観を高めましょう
 4.通い続けることが大切です

第5章 現在の歯医者さんはこんな所です
 1.医学は日進月歩,常に最善を
 2.“痛い”“怖い”“汚い”は昔話に
 3.確かな根拠を示すことができます
 4.インフォームド・コンセントを実践しています
 5.あまりお待たせしません

第6章 あなたの思いを伝えてください
 1.あなたはどうしてほしいのですか?
 2.伝え方はいろいろありますね
 3.感じたことを素直に伝えてください
 4.疑問に思うことは何でも聞いてください
 5.歯医者さんが知りたいこと

第7章 歯医者さんとの上手な関係づくり
 1.まず自分の全体像を知ってください
 2.お任せしないでください
 3.歯医者さんのお話を一度素直に聞いてみましょう
 4.自分自身が治療の優先順位をもちましょう
 5.ないものねだりをしないで,自分で決めましょう
 6.約束を守ることで治療が進みます
 7.治療の終わりは健康へのリスタート
 8.何でも話し合えるフレンドリーな関係を

第8章 良い“かかりつけの歯医者さん”をもちましょう
 1.誠実さと思いやりを感じさせる歯医者さんを
 2.治療の質が何よりも優先します
 3.あなたのことを知っていることが大切です
 4.長いお付き合いのメリットがあります 

第Ⅱ部「市民からのお尋ねにお答えして」

1 検査はどうしても必要ですか
(鴨井久一 日本歯科大学教授(日本歯周病学会理事長))

2 中程度のむし歯の治療がなかなか終わりになりません
(松本光吉 昭和大学教授)

3 どんな段階になったら歯を抜くのですか
(川崎 仁 川崎歯科歯周病研究所)

4 入れ歯安定剤を使ってもよいのですか
(早川 巖 東京医科歯科大学大学院教授 医歯学総合研究科摂食機能評価学分野)

5 歯を治すと表情が変わると言われましたが……
(稲葉 繁 日本歯科大学教授)

6 フロスや歯間ブラシは必要ですか
(丸森英史 丸森歯科医院院長)

7 歯科ではなぜ自費診療が多いのですか
(真坂信夫 真坂歯科医院院長)

8 保険の治療でどこまでできますか
(鳥山佳則 東京医科歯科大学歯学部附属病院 総合診断部(現 茨城県保健福祉部 保健
予防課))

9 学校健診と歯科医院の診断が異なるのはなぜ
(柘植紳平 つげ歯科医院院長)

10 砂糖は歯の敵でしょうか
(花田信弘 国立保健医療科学院口腔保健部長)

11 キシリトールなどの効果は
(今井 奨 国立保健医療科学院口腔保健部 口腔保健技術室長)

12 歯は全身の健康に関連がありますか
(加藤元彦 加藤歯科医院院長)

13 診療科目にどんな意味がありますか
(石井拓男 東京歯科大学教授 社会歯科学研究室)

14 歯科の情報は少ない上にわかりにくいのはなぜ
(村岡秀明 村岡歯科医院院長)

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