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総義歯臨床 成功へのロードマップ

クラニオフェイシャルパターンに基づく診断から治療戦略まで

「噛める義歯」「食事や会話,日常生活を楽しめる義歯」を より多くの患者さんに!

著者 吉松 繁人
ジャンル 歯科補綴
出版年月日 2015/04/03
書店発売日 2015/04/03
ISBN 9784864320269
判型・ページ数 A4・152ページ
定価 8,800円(税込)
在庫 在庫あり

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国際顎頭蓋機能学会(ICCMO),経基臨塾,日本顎咬合学会など,幅広く顎機能,咬合,補綴治療を学び,実践してきた気鋭の臨床家による,総義歯臨床の新たな道をひらく一書.

総義歯臨床における基本術式を再考,これまでの知識を整理して,“患者さんに喜ばれ,生体に調和した総義歯”を製作するための取り組みを示したロードマップ.

誰もが“機能する総義歯”というゴールを目指せるよう,基本術式から患者ニーズに応えるオプション,そして条件の厳しい症例への対応まで,ステップを追って解説.

条件の厳しい症例に対しては,頭蓋顔面(クラニオフェイシャル)領域のパターン分析(長顔型,中顔型,短顔型等)を活用した総義歯治療戦略の立て方を示します.

 

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書評を読む

 

Ⅰ 総義歯に診断学を取り入れる

◎推理小説のように口腔内を推理する
◎平均値で作る? それとも……
◎機能診断の盲点

 

 

Ⅱ 基本術式を再考する

症例1 咬合器装着に対する考え方の再考
  COLUMN①:E-zoneのコンセプトとは
症例2 デンチャースペースと人工歯排列の再考
  COLUMN②:ニュートラルゾーンと神経筋機構の関わり

 

 

Ⅲ 総義歯設計に必要な知識を整理する―解剖と生理学を義歯製作に活かす―

◎口腔器官の形態と役割
◎歯列と下顎位の捉え方
 COLUMN③:筋の圧痛と咬合異常
◎顔貌による骨格筋の特徴
◎顎関節の年齢的変化,顔面のサイズの変化等
◎調節彎曲と歯列彎曲
◎咬合平面
◎下顎位の評価と考察
◎顎関節と顎運動の関わり
 COLUMN④:顎運動におけるトルクとは
 COLUMN⑤:無歯顎者の顎関節症
症例3 舌房や咬合高径の捉え方
◎画像診断の有効性(セファロと顔貌写真から)

 

 

Ⅳ“機能的な総義歯”の基本的製作手順を身に付ける

症例4 機能的な総義歯製作の手順
 COLUMN⑥:下顎位は舌や姿勢の影響を受ける
 COLUMN⑦:習慣性開閉路法
 COLUMN⑧:上顎法と下顎法

 

 

Ⅴ 患者ニーズに応える治療オプションを手に入れる
   ―コピーデンチャーとインプラントオーバーデンチャーの活用

症例5 コピーデンチャーの活用
 COLUMN⑨:コピーデンチャーを製作するにあたって
症例6 インプラントオーバーデンチャーの活用
 COLUMN⑩:IODを製作するにあたって(下歯槽管前方ループ)

 

 

Ⅵ“クラニオフェイシャルパターン分析”により総義歯の治療戦略を立てる

◎クラニオフェイシャルパターン分析
◎クラニオフェイシャルパターン分析に基づく総義歯製作手順
症例7 Mesio facial pattern/classⅠ~Ⅱ
 COLUMN⑪:歯突起の垂直的位置と顎関節症の関わり
症例8 Dolichofacial pattern/classⅠ~Ⅱ
症例9 Brachyfacial pattern/classⅢ
症例10 Brachyfacial pattern/classⅡ
症例11 Dolichofacial pattern/classⅡorⅢ
症例12 Mesio facial-Dolichofacial pattern/classⅡ

 

 

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