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今,保険の義歯をどう作るか

より良いものを,より効率よく

「今までより少し手間はかかるが,装着後の来院は少ない」ことを目指した数々の工夫を今,ここに!

著者 村岡 秀明
内田 雄望
ジャンル 歯科補綴
出版年月日 2015/08/11
書店発売日 2015/07/27
ISBN 9784864320290
判型・ページ数 A4変・96ページ
定価 7,700円(税込)
在庫 在庫あり

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1996年以来20年にわたるロングセラー『保険の総義歯をどう作るか』に,「保険のパーシャルデンチャー」を加えた全面改訂新版.

不採算と言われる“保険の義歯”について,いかに効率よく,かつ良いものを作れるかを考え,そのテクニックを提示.

読みやすい文章と多くの写真でわかりやすく解説.

 

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書評を読む

 

 

Ⅰ 保険の総義歯をどう作るか―今の私の考え方・作り方……村岡秀明

1.『保険の総義歯をどう作るか』から20年

 
2.保険の総義歯,私の考え方

  (1)コピーデンチャーを利用する
  (2)総義歯のあり方,あるべき姿について
   1)総義歯には総義歯の形がある
   2)なぜ「総義歯らしい形」について理解しなければならないのか
   3)天然歯の状態を復元する
   4)おやまの法則
   5)印象は顎骨の形を採る
   6)顎堤吸収が進んだ症例の個人トレー印象の難しさ,咬合採得の難しさをコピーデンチャーがカバーする
   7)義歯外形と人工歯排列位置の関係
   8)下顎人工歯の排列位置から見た上顎人工歯の頬舌的排列位置
   9)なぜパウンドラインなのか
   10)私のパウンドライン
   11)下顎臼歯部頬側辺縁の位置
   12)下顎臼歯部頬側辺縁と上顎頬側辺縁との位置関係
   13)下顎総義歯の形を考える―顎堤吸収が進んだ場合
   14)下顎総義歯の舌側辺縁
   15)下顎総義歯の頬側辺縁
   16)上顎総義歯が外れるとき
   17)あっちが痛い,こっちが痛い,といわれたら
   18)総義歯作製のための顎位は
   19)咬合と咬合調整
 
3.保険の総義歯,私の作り方

  (1)上下を別々に作っていく
  (2)コピーデンチャーを利用する
  (3)下顎に咬座印象法を取り入れる


Ⅱ 保険のパーシャルデンチャーをどう作るか
   ―今の開業医の考え方・私の作り方……
内田雄望

1.保険のパーシャルデンチャーの問題点など

 
2.保険のパーシャルデンチャー,アンケート結果から見える開業医の考え方

 
3.保険のパーシャルデンチャー,私の作り方

  (1)総義歯とパーシャルデンチャーの二重印象
  (2)咬合採得の工夫
  (3)対合歯,隣在歯を触らずに行う(やるかどうかの判断基準)
  (4)どこまで技工をやるか(院内技工,保険の場合の外注の使い方)
  (5)クラスプ,人工歯,レジン床の選択
  (6)ガイドプレーンの工夫
  (7)コストに負担をかけない―安価な器材の活用


Ⅲ 保険の義歯をどう作るか―Q&A……内田雄望


 Q1.「保険はそこそこ……」というときの“そこそこ”って?

 Q2.「保険でお願いします」という患者さんは,本当は何を求めているのか?
 Q3.対応に困る患者さんに,どこまで付き合うか?
 Q4.なぜ,保険の義歯治療は不採算といわれるのか?
 Q5.どのように勉強すれば,義歯がうまくできるようになるのか?
 Q6.コピーデンチャーを簡単に作る工夫はあるか?
 Q7 保険の範囲の中で,咬合をどう収めていくか?
 Q8.認知機能が落ちてきた患者さんへの対応は,どうすればよいか?
 Q9.便利な器具,使いやすい器具はあるか?
 Q10.義歯修理への対応は,どうすればよいか?
 Q11.これから義歯は増えていく? 減っていく?

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