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2017.05.20
さあ,どうしよう? 対応に困る患者さんたち
スタッフと共有する,振り回されないためのポイント
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◆ アポイント表の名前を見ただけで何となく気分が重くなる患者,治療後になぜか著しい疲労感に襲われる患者…….歯科医院には,毎日さまざまな方が来院します.
◆ 医療者は患者に対してネガティブな感情を持たないように訓練されていますが,まずは自分の感情を振り返り,認めたうえで,行動を選択することが大切です.
◆ 本書では,日常臨床で遭遇しやすいケースをもとに「難しい患者」「困った患者」への対応ポイントを解説します.
Ⅰ.難しい患者への対応の基本
1.陰性感情が「難しい患者」を作り出す
2.あっちもこっちも変! 早く治して!
3.危険予知は可能か?
4.患者さんの不安との付き合い方
5.言って良いこと・悪いこと
6.「この治療だけしてください!」と言う患者への対応
コラム(① リミット・セッティング/② 解釈モデル/③ 自動思考/④ 救済者幻想(レスキューファンタジー))
Ⅱ.症例別の対応ポイント
7.無臭になりたいの?
8.怖い……治療したい……でも怖い!
9.悩ましい舌の痛み①
10.悩ましい舌の痛み②
11.かみ合わせ,咬み合わせ,かみあわせ……
12.歯肉から伸びるナイロン紐の正体
コラム(⑤ 認知行動療法/⑥ 痛み行動(pain behavior)/⑦ 解決志向アプローチ(Solution Focused Approach)/⑧ 体性感覚)
Ⅲ.精神疾患,パーソナリティ障害患者の対応ポイント
13.命の門番・ゲートキーパー
14.妄想に振り回される人
15.Eating Disorder
16.なぜか疲れる患者への対応
17.“奇妙な訴え”をする患者との付き合い方
18.vs キレる患者,怒鳴る患者
19.訴える心,応(こた)える顎(あご)
20.“落ち着けない自分”に困る子供たち
コラム(⑨ ゲートキーパー/⑩ 薬剤性開咬/⑪ 摂食障害/⑫ 妄想/⑬ 境界性パーソナリティ障害/⑭ 感情を鎮めるための“3変”の原則/⑮ 心身症/⑯ 限局性学習症)
Ⅳ.歯科でできる治療・医科との連携のポイント
21.悩ましい“痛み”への処方箋①
22.悩ましい“痛み”への処方箋②
23.患者を抱え込まないための医療連携
24.“難しい患者”を抱え込まないために
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定価 4,400円(税込)