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「日本歯科専門医機構」が設立―質の高い歯科医療を提供するための拠点として

 このほど「一般社団法人 日本歯科専門医機構」が設立され,4月26日,東京・市ヶ谷の歯科医師会館において,概要紹介のための記者会見が開催された.

 機構の理事長に就任した住友雅人先生(日本歯科大学名誉教授,日本歯科医学会会長)は,わが国における歯科専門医について,各学会が独自に認定した専門医がすでに活躍しているものの,専門医として求められる知識・技術などに統一した基準がないため,学会ごとにレベルが異なり,また,その名称から専門性の内容や水準がわかりにくいといった問題があることを指摘.客観的評価を踏まえた根本的な見直しが求められており,歯科専門医が安全で適切な歯科医療を提供するには,中立・公平な第三者機構の設置が必要不可欠であると判断したため,今年4月2日に日本歯科専門医機構を設立した,と述べた.

 機構では,登録された歯科専門医および各学会の専門医制度を継続的に監督するとともに,継続的な質の向上を求めるために支援を行い,新たに歯科専門医制度を立ち上げる学会に対しても適切に協力していくという.また,歯科専門医を一括的に管理し公表することによって,受診者が自身の歯科的な問題点の解決にあたる専門分野を見つけやすくし,専門医へのアクセスの利便性を高めることも目指すという.

 これらの役目を担うことで,機構が“歯科専門医が常に安全で質の高い歯科医療を提供するための拠点となり,元気な歯科界をともに協力して作り上げてゆきたい”と,強い意気込みを述べて記者会見を終了した.

 なお,副理事長には柳川忠廣先生(日本歯科医師会副会長)と鳥山佳則先生(東京歯科大学教授),業務執行理事には今井 裕先生(獨協医科大学名誉教授)と木本茂成先生(神奈川歯科大学教授)が就任した.

左から木本茂成先生,今井 裕先生,住友雅人先生,柳川忠廣先生,鳥山佳則先生.

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