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東京都歯科医師会が定時代議員会を開催

 東京都歯科医師会は6月21日に東京・市ヶ谷の歯科医師会館において,第196回定時代議員会を開催した.
 山崎一男郎会長による挨拶,来賓挨拶,事業報告,監査報告と続き,日歯代議員(東京地区代表)による先般開催された日歯定時代議員会(弊社HP関連記事(https://www.hyoron.co.jp/news/n25280.html))の報告に入った.

 続いて行われた議案審議では①「平成29年度収支決算」,②「特定資産の取り崩し」,③「日本歯科医師会会長予備選挙における選挙人の選出方法」の3つの議案が上程され,すべて提案どおり可決された.

 なお,今回の定時代議員会では以前から協議されていた「附属歯科衛生士専門学校の今後の方向性」について,この問題を審議・討議する歯科衛生専門学校検討臨時委員会(渡邉儀一郎 委員長)より「学生募集停止」が望ましいという答申書が出された.

 検討臨時委員会では,建物の老朽化とそれに伴う大規模災害時の安全性確保,入学者数の経年的な定員割れ(平成30年度入学者は25名)の現状を鑑み平成29年2月より計9回の委員会を開催し審議されてきた.
 審議結果は,継続して専門学校を運営する場合,移転し運営することが望ましいが,その後の専門学校を取り巻く社会情勢,学生数の確保,設備の維持管理,専門学校の財務状況を含めた運営管理に都歯が相当の労力を要さなければならず,確実に都歯が負担を負うことになる.また,都歯は先駆的に歯科衛生士の養成を行ってきた実績があるが,その間に都内の養成所は増え(19施設),公益法人としての当初の目的は果たしたものと考えられる.何よりも現施設の老朽化に伴う安全性の問題を勘案し,得られたものだ.

 これを受けて,代議員会では一定の理解を得られる形となったが,山崎会長は「学生募集停止=廃校」ではなく,その後のことは決まってはいないとした.また,正式に学生募集を停止するのであれば,代議員会での決議が必要であり,そのための臨時代議員会開催を示唆した.

 ほか,本代議員会では歯科衛生士の復職問題,会費収入・会員減の問題,また遊休財産とその消化対応策(不動産物件購入)についての問題が集中的に協議された.

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