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日学歯が第95回定時総会を開催

 日本学校歯科医会(川本 強会長)は6月27日,東京・市ヶ谷の歯科医師会館において,第95回定時総会を開催した.
 
 6月15日に「経済財政運営と改革の基本方針2018(骨太方針)」が閣議決定したが,社会保障の「予防・健康づくりの推進」のなかで「口腔の健康」が明文化されたこと,また乳幼児・学童期の健康情報の一元的活用の検討に取り組むと記載されていることについて,川本会長は冒頭の挨拶で「とても嬉しく感じている.われわれ学校歯科医が対応する3~18歳の児童・生徒たちにとって,この(年齢の)期間に得た健康への関心,つまり「自分が自分を守るんだ」という心構えは「生きる力」として,人生後半の「生き抜く力」に結び付くと考えている」と述べ,この目標を達成するために,代表会員・会員の協力をお願いしたい,と呼び掛けた.
 
 その後,来賓挨拶,委員会等報告(特別委員会報告,会務報告,会計報告,各委員会報告,監査報告)と続き,議事に入った.議事では「第1号議案 平成29年度貸借対照表および損益計算書(正味財産増減計算書)の承認」「第2号議案 平成30年度補正予算」が上程され,両案とも賛成多数で可決された.
 
 その後の協議では,「役員報酬について」「定款の変更について」の2案について検討が行われた.役員報酬の増額については,月額20,000円のアップであるが,「日歯・日歯連盟と比べ現在の役員報酬は少ないので良いと思う」「日頃の業務内容の大変さを考慮すれば増額は妥当」「会員対策が不十分である現状で,役員報酬の増額はどうなのか」「役員報酬の増額自体は構わないが,業務の見直しが必要ではないか」「増額は妥当だが,組織率の強化に向けた執行部の方針を示してほしい」等の幅広い意見が寄せられた.
※執行部曰く,公益法人化の際は役員の数を減らすこととし,それも含めた役員報酬の増額であるとした.
 
 定款の変更については,公益法人化に向けて種々変更が必要とのことだったが,「予算や事業計画については総会(法人化後は代議員会となる)で決めたい」「理事の権限が大きくなりすぎてしまうのでは」「前事務局長の不正を見抜けなかった反省が活かされない」等の懸念の声が挙がった.
 
 また,事前質問では,「地区単位で「生きる力をはぐくむ推進事業」を実施する際の援助金額の見直しについて」(大阪市学校歯科医会),「マウスガード普及について」(徳島県学校歯科医会),「会員入会率の向上促進」(名古屋市学校歯科医会),「校務支援システムについて」(大阪府学校歯科医会)の4題が挙がった.
 
 なお,マウスガードの普及に関しては“日本高等学校野球連盟などに協力をお願いし,中学校・高校野球のケガ防止シンポジウムを指導者に対して行ったが,同連盟としても非常に危惧している案件のため,大きな効果が期待できそうである.またモデル校(2校)の野球部員に対してマウスガードを作製し,効果の検証や安全に対するアンケートなどを通じて評価や課題などをまとめ,今後の展開を検討していきたい”との回答がなされた.


【今後のスケジュール】
・第68回全国学校歯科医協議会 2018年10月25日 SHIROYAMA HOTEL kagoshima(旧城山観光ホテル)
・第82回全国学校歯科保健研究大会in沖縄 2018年12月6~7日 沖縄コンベンションセンター


組織率の強化をはじめ,多くの課題が山積しているが,公益法人化に向けて,一丸となって対応を進めていくようである.

 
 

 
 
 
 

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